コモモやサスケで有名なアムズデザイン社からついに満を持して待望のシーバス専用ロッドが発売となりました。
今回はアムズデザインテスターである辺見哲也氏にシブミロッドについてお伺い致しました。
当社WEB SHOPだけに語って頂いた貴重な内容となっております。
(インタビューアー:当社中村 篤人)
アムズデザイン社の今や敏腕営業マンと噂されるまでの男「平井孝俊」が 企画開発責任者となって話が進みました。自分がその事実を知ったのは開発後期になってからの事なのですが…。あまり公言した事がないのですが…実はあいつ「幼馴染み」なんです。そんな平井(ここからは普段の呼び方)ですが過去にスポーツザウルス社とソウルズ社でロッド開発に長年携わっていた事があるんです。ですので自分が言うのも変ですがロッド開発に関しては平井は「プロ級」の腕前なんです。ただ…平井は一言もロッド発売するなんて言ってなかったんです。だからロッドに関しては色んな話をしました。平井は自分との会話の中から盗めるものは盗んだのでしょうね。出来上がったものを見たら…そんな気がしました(笑)ですので今回のロッドは平井のヤル気とザウルスマンの知識が融合しちゃったって感じですかね。
今回は大人の男が所有する「喜び」を表現する事に力を注ぎました。それは釣りの師匠であり恩師であった則弘祐氏から受け継いだ「大人の男が持つ道具へのこだわり」を表現する事でした。平井もスポーツザウルス社時代に多分受け継いでいたのでしょう。同じ事を考えて動いていました。今現在のシーバスロッド市場を見渡してみると魚に近付く事を最優先したデザインや素材のロッドが主流となっていると感じています。この市場と共に育ってきたメインユーザーも今や40歳前後が主です。そんな大人が手にする道具というのはそこから排除されてしまった自然のぬくもりを感じる素材が必要不可欠なものと考えました。それは外観や質そしてパーツなどの細部にまでこだわる事でした。だからコルクグリップの採用であったり、在り来たりなパーツ仕様であったりはしないんです。魚とロッドを一緒にカッコイイを写真撮りたいじゃ~ないですか?それを表現したのが今回のロッドなのです。
例えば川の流れが同じような感じであったりプラグを遠くへ正確に飛ばすという事を考えれば本流でのサクラマスゲームや湖でのミノーイングでも使えてしまうロッドです。
PEラインを使っての釣りではバラシ難い事など求められるものがシーバスロッドでもトラウトロッドでも似ているんです。
世の中では専用専用とうたっているロッドが多いのですが魚種が違ってもやる事が同じであるならば専用でなくても十分対応出来るんです。何を狙うかは購入された御客様が選んで頂ければ幸いかと。それが『シブミ』=『優秀なプラッキングロッド』なんです。
実はこれ、初回限定品なんです。
当社がロッド事業を開始した記念モデルとでも言えば良いのでしょうか。次回生産分からはチタンフレームトルザイト搭載で同価格となる予定なんです。他社のAGS搭載ロッドは当社より高額なものばかりです。当社も本当はもっと高額設定したかったのですが…ここだけの話し…今回は
利益度外視で出しちゃいました(笑)
ちなみにAGSガイドはカーボン素材ですので感度面で考えれば最上級な事は間違えないものと付け加えさせて下さい。
その通りです!
自分はソウルズ社のロッドを手掛けているのですがブランクってガイドの取り付けパターンひとつで別物となってしまうんです。
多分皆さんが想像している以上だと思うんです。
特に軽量ガイドをやみくもに最近主流のカーボン素材ブランクに取り付けてしまうとパリッパリなロッドとなってしまいがちなんです。
意外とセッティングって難しいんですよ。なのであえて一昔前的なブランクと軽量ガイドを組み合わせる事によりスイング速度のアップやロッド本来の蘇生を引きずり出す事が可能となったんです。
このロッドが出来上がるまで相当時間掛かったようですよ~。
軽量ガイドにあったブランク…正直大変だったみたいです。
なので柔らかいのですがレギュラーテーパーでシャキッと張りのあるロッドを造り上げる事が出来たって訳です。
低入力の時は曲がらないけど強い力を掛けた時には綺麗に曲がる。
これ理想だと思うんですよ。ラインがPE素材主流の時代です。伸びません。リーダーもカーボン素材で伸びない。リールは強軽量素材で感度がいい。そうなると常にフックへテンションを掛け続ける事は難しくなってしまいます。どこかにその力を逃がしてあげないと魚はバレます。ナイロンラインが主流の時はラインが伸びてくれていました。とは言ってもPEラインはなくてはならないものとなりました。シンキングペンシル使用時に水流を感じたり流れの変化を感じるには必要不可欠です。では何処にその逃げ場を持って行くのか…「ロッドしかないんです!」折角ヒットして掛けた魚との出会い…普通バラシたくはないですよ。それが自己記録サイズなら尚更ですよね。ヒットしたならランディングにまで持ち込み釣りを成立させたいじゃ~ないですか。
あと…40歳前後の方に優しいロッドなんです。つまり一日中振っても身体に疲れが来にくい大人向けのアクションとでも言えば分かってもらえるかな~(笑)このロッドなら手首が痛くなったりしないですよ。楽に振っても遠くに飛ばせるロッド…最高でしょ!これに自分のキャスト技術をプラスさせれば最強かな。 サンスイでキャスティング講習会を開催しますので楽しみにしてて下さい。(中村やるぞ~ ハイッ!わかりました) 余談だけど多分自分が振ってもタイガーウッズが振っても大して飛距離に差はないんじゃ~ないかな?ゴルフだと差が出るけど(笑)自分はこのような観点からも見つめ直した結論がこのロッドでした。
わかりました!
今回は特別に自分のサインを入れたキャップを「15名様」に差し上げます。 (ま~じっすか! ありがとうございます!)
※当社WEB SHOPでshibumi各種をご購入いただいたお客様に先着で15名様にプレゼントさせて頂きます。
辺見さんお忙しい中ありがとうございました。
中弾性ブランクの採用とガイド設計に拘り徹底した軽量化がもたらすフィーリング、シーバスフィッシングを心から愉しむimaの魂と美意識の結晶。東京湾の干潟で生まれたルアーkomomoにベストマッチ。干潟の使用に最も適したミディアムライトシリーズのshibumiが産声を上げる!
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