大正13年、へら竿の創始者と言われる竿五郎から先代の匠達が技を受け継ぎ、平成25年3月、経済産業省から「伝統的工芸品」に認定されました。天然素材を使い、百年の匠の技と一本一本魂を込めた竹竿は製作に半年から一年以上の時間を必要とします。その和竿が現代人の心を癒やす道具となりました。魂が宿る和竿は世界に誇れる日本の釣り文化です。
穂先に真竹、2番に高野竹、3番以降は矢竹と3種類の竹を上手に適材適所に組み合わせます。2番目以降すべての素材に高野竹を使用すると「総高野竹」と呼ばれます。穂先は一本の真竹から削り出した「削り穂先」と四角柱にした4本の真竹の皮面を貼り合わせてから削り出す「合わせ穂先」があります。魚が巨大化した現在ではこの合わせ穂先が主流になっています。
「へら鮒と対話を愉しむ」優れた道具の和竿が、へら師の「究極の釣り味」となり、職人の魂がこもった和竿が、生涯の友となる事でしょう。
短竿は長竿よりも竿に負担がかかるので、硬式の竿が多くなりますが、普段より仕掛けを長く、取り込みの時は肘を下げるようにすると竿のバネをより使うことができて、スムーズに取り込めます。
「巻」黒口巻黒笛巻「握り」黒塗り握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」師光。節を外して細目の帯で巻く巻き方を笛巻きと言います。「中硬式胴調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒口巻「握り」藤十乾漆飾り握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」父は英竿師。握りのデザインだけで世志彦だとすぐにわかります。「中硬式本調子」にして八雲 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒口巻「握り」藤巻握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」秀成。シンプルでしっかりした竿で数釣りもOKです。「硬々式胴調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒口巻黒笛巻「握り」黒塗り握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」師光。節を外して細目の帯で巻く巻き方を笛巻きと言います。「中硬式胴調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒と緑の研ぎ出し、緑の笛巻 「握り」研ぎ出し握り「穂先」ヘビ口合わせ穂先「師」師光。渋さが光る総塗り笛巻。「中硬式本調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」飾り黒口巻 透かし目出し段巻「握り」乾漆握り「穂先」ヘビ口合わせ穂先「師」水玉。込み合わせの精度は当代随一。「中硬式本調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒口巻「握り」乾漆飾り握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」先代魚集。一本造りはハイグレードモデル、指導にもあたる立派な2代目。「中式胴調子」 ※硬さ、調子は目安です
詳細「巻」黒口巻「握り」藤十乾漆飾り握り「穂先」リリアン合わせ穂先「師」父は英竿師にして八雲。まずは底釣りから使って頂きたい。「中式胴調子」にして八雲。※硬さ、調子は目安です
詳細伝統の技を継承しつつ未来を見つめる匠。紀州へら竿を中心に取り揃えております。通販だけでなく店頭でも販売しておりますので、お手にとってご覧いただけます。サンスイでは中古品は販売しておりません。すべて新品ですので安心してお買い求め下さい。